こんにちは!!ドイツ人の夫と南米バックパックの旅をしてきたLeleleです。
この記事では、ボリビアのラパス近郊にある“Death road(死の道)〟と呼ばれる道をマウンテンバイクでサイクリングしてきた体験談を書いています。
ラパスから出ているツアーで、刺激的なアクティビティーを求めている元気な旅人におすすめです!
世界で一番危ない道、ボリビアのDeath road

“Death road(死の道)〟と呼ばれる道は世界にもいくつかあるようですが、中でもボリビアのDeath roadは世界で1番危ないと言われています。
ラパス市から車でユンガスの道(Carretera de Los Yungas)という長さ80Kmに伸びる山岳道路のことを指します。
この道は車一台がぎりぎり走ることのできる細い道で、過去にこの道を通行していて崖から落ちてしまう死亡事故が多発していたためこの名がついたようです。

この写真からも見てもらえるように道は、車一台ぎりぎり通れるかなという細いくねくね道が続きます。
事故が多発しているのは過去のこと。というわけではなく、今では観光で主に利用されている道路ですが、ツアー中の死亡事故も起こっているようなので、行く際は気を付けていってきてください!
Death Roadツアーの始まり
ラパスでこのツアーのことを知り、市内でこのデスロードサイクリングのツアーを見つけて参加してきました。
私たちの参加したツアー会社は『Free Bikes』でした。
ツアー当日は、朝の8時15分から8時30分の間にピックアップしてもらえるという予定が、9時になるまでお迎えが来ず、雨も降っていたのでヤキモキしましたが無事車に乗ることができました。

ラパスから約3時間ほど車に乗って、標高4700mの地点からスタートして、約64Kmの距離を下って下って下ります。
ラパスでもすでに標高が3600mと高いのですが、さらに上がってツアー開始の時点で少し頭がふわふわします。
標高の高いところに行くときは、しっかり睡眠をとってしっかり食事をとる体調づくりをしていきましょう!!この当たり前のことが、高山病の予防になります!!(私の経験上ですが、、)

デスロード、頭にはヘルメット手袋もして完全防備でツアーに挑みます。
スタート地点はとても霧が深く、グループツアーでいっしょになった数人と縦1列になって下っていくのですが、4,5m前方が霧で見えないような状況です。
ひたすら下ります。
ツアーのガイドさん、なかなかスピード早いです。

崖っぷちでの撮影です。
相方のマテオはなんと、朝から前日から体調が悪そうでしたが自転車大得意なので軽快に私の前を下っていきます。(のちにサルモネラ菌に侵されていたこと判明!!!!)
軽快過ぎて、こちらがはらはらです。
今までにも、マテオが自転車野郎なので、いっしょに長距離での自転車移動は時々していたのですが、64Kmという距離は初めてで、しかもひたすら下り坂。
自分でペダルことはありませんでした。

ブレーキを握る握力も限界に近づきましたが、なんとか、終わりに近づいている様子です。

この写真に写っている白い車でスタート地点まで連れて行ってくれて、ツアーの運転手さんはデスロードサイクリング中も後ろからついてきてくれていました。
途中では、車幅ぎりぎりのところもちょこちょこありみんなで協力し合いながら、、、
命がけのお仕事です。。。お疲れ様です。。。

しんどさラストスパートに、最後は滝から流れる深さ30cmくらいの川になっているところを自転車で突破します。思いっきりペダルをこがないと突破できません。
今まで濡れずにいた靴もしっかり川の水の中です。
そうして、なんとかリアルにサバイバルなデスロードサイクリングも終わりに近づきました。
ツアーの終わり
最後は、すっかり標高も下がったところで体も軽くなり、プールのあるホテルのようなところでブッフェ形式のご飯とプールでひと泳ぎです。
64Kmのサイクリングの後のご飯はものすごくおいしいですね!!
なんとも、写真を撮っていないのが残念ですが、、、
気付けば夕方の4時ごろでした。
そこから、またバスに揺られてラパスに帰ります。
アクティブなことが好きな人におすすめです
世界で一番危ない道〝デスロード〟はいかがだったでしょうか?
日ごろからある程度、運動していて体力のある人でないとなかなか乗り切るのは大変なこのツアーですが、ボリビアのラパスまでもし行くことがあればおすすめのアクティビティです。
ここまで読んで頂いてありがとうございました。
まだまだ、南米の旅は続きますのでまた読んでもらえると嬉しいです。