こんにちは!社会人になってからワーホリに行き、英語を話せるようになった美容師のです! Lelele
英語学習で上達が実感しやすいディクテーションとシャドーイング。
聞いた音声を書きとるディクテーションと、真似して発声するシャドーイングでは、得られる効果が違うし、どっちをしたらいいの?と疑問に思う人も多いかと思います。
それぞれのメリットとデメリットを理解して、あなたの苦手や伸ばしたい力に合わせて上手にディクテーションとシャドーイングを練習していきましょう!
ディクテーションとシャドーイングはどっちをやるべき?方法・効果(メリット)・デメリットを比較
まずはじめに比較しやすいように、ディクテーションとシャドーイングの方法・効果(メリット)・デメリットを表にまとめました。
ディクテーション | シャドーイング | |
---|---|---|
方法 | 聞いた英語を書き取る | 聞いた英語を真似して発声する |
伸ばせる効果 (メリット) | リスニング スペリング 文法の復習にもなる | リスニング スピーキング(発音矯正) 聞いた英語を理解するスピードもアップする |
デメリット | 時間がかかる スピーキングの練習ができない | 英語初心者には向かない ※シャドーイングの項目で詳しく説明しています |
あなたがどの英語力を伸ばしたいかでディクテーションとシャドーイングのどっちをやるべきかがわかります。
- スピーキングを伸ばしたい方 シャドーイング
- スペリング、文法を復習したい方 ディクテーション
人によって、英語を話せるようになりたい人はスピーキングの練習ができるシャドーイングをやるべきという人もいます。
ですが個人的には、ディクテーションとシャドーイングを交互でやるのがおすすめです。
どちらも少しずつやることで、それぞれの効果を感じやすく、英文法の基礎も固まりますよ!

ディクテーションで得られる効果(メリット)とデメリット

得られる効果(メリット)
リスニング
ディクテーションは、音声をじっくりと聞き取り、それを書きとる英語学習法です。
これによって、細かい音や発音、リエゾン(単語と単語がつながる音)などを聞き取れるようになり、リスニング力が着実にアップします。
特に、ネイティブスピーカーの早い会話や難しいアクセントにも強くなれます。
スペリング
英語を聞き取りながら書き取ることで、自然とスペリングの力も鍛えられます。
英単語を耳から学ぶことで、実際にどう綴るのかを確認する機会が増え、書き取り能力が向上します。
これによって、単語力(ボキャブラリー)も強化されます。
英文法の基礎を固められる
聞き取った内容を書き起こす中で、自然と文法の確認ができます。
特に、自分の文法知識の復習に効果を感じられると思います。
間違えやすい部分やあやふやな点をしっかりと学び直すことができ、基本的な文法力が強化されるメリットがあります。
デメリット
時間がかかる
ディクテーションは、一つの音声を何度も聞き直しながら書き取るため、時間がかかるのがデメリットです。
特に初心者の方は、最初は正確に聞き取るのが難しく、作業に時間がかかるかもしれません。
そのため、根気のいる英語勉強法になってきます。
スピーキングの練習ができない
ディクテーションはリスニングとスペリングに特化したトレーニングであって、発音やスピーキング力の向上には向いていません。
リスニング力は上がるものの、実際に自分で英語を話す機会が少ないため、スピーキング力の向上を目指す場合は、シャドーイングや英会話を実際にするなどして、スピーキングの練習の場を作る必要があります。
シャドーイングで得られる効果(メリット)とデメリット

得られる効果(メリット)
リスニング
シャドーイングは、音声を聞きながら同時にそれを口に出して繰り返すトレーニングです。
これによって、自然なリズムやイントネーションを身につけ、耳を鍛えられます。
また、英語の会話を理解するスピードもアップするので、リスニング力が向上するのを実感しやすく、英語学習を続けるモチベーションアップにも繋がります!
スピーキング(発声矯正)
シャドーイングでは、聞いた内容をそのまま声に出して真似するため、発音の矯正にもとても効果的です。
ネイティブの発音やリズムをそのままコピーし、自分の口で発声することで、自然なスピーキングのスキルが身につきます。
自信を持って話せるようになるので、コミュニケーションの場での緊張感も和らぎます。
デメリット
英語の初心者には難しいかも
シャドーイングは、ある程度の英語力(特にリスニング)がないと難しいと感じるかもしれません。
聞いている英文を理解できる英語力が無いままシャドーイングを続けてしまうと、スピーキングは口が慣れるかもしれませんが、リスニングと英文を瞬時に理解する力が鍛えられません。
シャドーイングを行う際は特に、最初はゆっくりとした音声や、自分のレベルに合った教材を使うことが大切です。
ディクテーションとシャドーイングはどっちをやるべき?
結論としては、あなたの英語力や目標に応じて、ディクテーションとシャドーイングを組み合わせて使うのが効果的です。
スキマ時間などを利用する場合はシャドーイング、しっかり時間をとって練習ができるときはディクテーション。と時間の都合や何を強化したいかで上手にこのディクテーションとシャドーイングを組み合わせて使ってみてください!
初めのうちは難しく感じても、少しずつ練習を積み重ねることで、自分に合った学習法が見つかりますよ!

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