「エッフェル塔って登るべき?」「わざわざチケットを買ってまで行く価値はある?」
パリ観光の定番スポット・エッフェル塔。
外から見るだけでも十分感動しますが、「登るべきかどうか」迷っている方も多いのではないでしょうか?
実際にサミット【頂上】まで登った筆者の結論は…
登って大正解!サミットからしか見られないパリの絶景が本当に素晴らしかったです。
この記事では、エッフェル塔からの景色(実際の写真多数)や、階ごとの見どころ、所要時間、チケットの種類・購入方法までを体験ベースでわかりやすく紹介しています。
この記事を読めば、「どこまで登るべきか」自分にとっての答えが見つかるはずです!
\おすすめの予約サイト Get your guide /
まだクレカをお持ちでない人は、海外旅行保険付帯のエポスカードがおすすめです
エッフェル塔に登るべきか迷っているあなたへ

【エッフェル塔サミットに登った私の結論】登れるなら登るべき!
エッフェル塔には「外から眺める派」と「上まで登る派」がいますが、私は断然『登る派』です。
エレベーターで頂上(サミット)まで行きましたが、パリ旅行で印象に残る体験になりました。
特に晴れた日の展望台から見るセーヌ川、遠くに見える凱旋門やルーブル美術館など、頂上からの街並みは登った人にしか見ることのできない絶景です。
エッフェル塔は『観る建物』であると同時に、登ってパリの街を体感する建物でもあると実感しました。
次の項目で、各階の特徴と見どころを解説しています!
【登ると何が見える?】エッフェル塔の各階の特徴と見どころ

エッフェル塔はパリで一番高い建物。
三階のサミットからは、さえぎるものがない360度のパリの絶景を堪能できます!
三階(サミット)からの景色と見どころ【パリ一高いところから見る絶景】

- 凱旋門
- ルーブル美術館
- グラン・パレ美術館
- トロカデロ広場
- ノートルダム大聖堂
- サクレクール寺院
- アンヴァリッド
- 展望デッキ:屋外と屋内があり、風を感じながらパリの全景を360度パノラマで眺められます。
- シャンパンバー:記念に一杯…という人に人気のミニバーもあり、パリの景色とともに乾杯もできます(営業時間に注意)。
- ギュスターヴ・エッフェルのオフィス再現展示:エッフェル塔を設計したエッフェル氏のオフィスが再現されていて、建築好きにはたまらない展示です。
昼間は遠くまでくっきりと、夕方はロマンチックな光に包まれ、夜は街の光が宝石のように輝きます。
特にサミット(最上階)では、エッフェル塔以外では見られない高さからの眺めを味わえます。
二階からの景色・見どころ【一番人気の展望台】

2階はエッフェル塔で最も人気がある展望台で、眺望と施設のバランスが抜群です!
「最上階まで登るのは時間的に厳しい…」という方にも、2階までならコスパ◎で満足度の高さがあります。
- パリ市街のパノラマビュー:高さ約115mからの景色は、パリの名所がちょうど見渡せるベストな高さ。
- ミシュラン星付きシェフ監修のレストラン「Le Jules Verne(ル・ジュール・ヴェルヌ)」(要予約):特別な記念日にぴったりの高級レストラン。
- 軽食スタンド・お土産ショップもあって、小休憩しながらゆっくり楽しめます。
また、写真を撮るにも最適な高さ(特にズームなしのスマホでも綺麗に撮れる)です!
一階からの景色・見どころ【ガラス床と展示スペース】

エッフェル塔の1階は、意外と立ち寄る価値のあるエリアです。
写真好きな方にもおすすめのスポット!塔の構造を間近で見上げられるのはこの階ならでは!
- ガラスの床:真下が透けて見えるスリル満点のガラス床があり、記念撮影にも人気。
- 【大人気】レストラン「MADAME BRASSERIE(マダム・ブラッスリー)」:シェフ監修のフランス料理を楽しめるレストラン。ランチ・ディナーどちらもOK(要予約)。
- ギフトショップ・展示スペース:エッフェル塔の歴史や建築に関するパネル展示や、お土産ショップも充実。
- 広々とした空間:ベンチやトイレもあり、混雑時の休憩にも便利です。
エッフェル塔を登る前に知っておきたい基本情報

階 | 高さ | 主な特徴 |
---|---|---|
3階(サミット) エレベーター | 約276m | 最上階。 屋外展望台・エッフェルの再現オフィス・シャンパンバーあり。 パリ全体を一望できる絶景スポット。 |
2階 【写真を撮るには最適】 階段、またはエレベーターでのアクセス | 約115m | 景色のバランスが良く、人気のレストラン「ル・ジュール・ヴェルヌ(要予約)」もある。 |
1階 階段、またはエレベーターでのアクセス | 約57m | 展示スペース、ガラスの床、カフェやレストラン、ギフトショップなどがある。 |
チケットの種類・料金・所要時間(階段・エレベーター・最上階)
チケット種類 | 大人(25歳以上) | 青年(12~24歳) | 子ども(4~11歳) | 所要時間 |
---|---|---|---|---|
二階 【エレベーターで二階へ】 | 23.10€ | 11.60€ | 5.90€ | 約1時間半 |
サミット【最上階】 【エレベーターで最上階へ】 | 36.10€ | 18.10€ | 9.10€ | 約2~3時間 |
二階 【階段で】 | 14.50€ | 7.30€ | 3.70€ | 1階登るのに、15~20分ほど |
サミット【最上階】 階段×エレベーター 【2階までは階段、次にエレベーターで最上階へ】 | 29.40€ | 14.70€ | 7.40€ | 約2~3時間 |
エッフェル塔の営業時間・おすすめの時間帯(昼?夜?)

エッフェル塔は、朝から夜遅くまで営業しており、昼と夜でまったく違う雰囲気を楽しめるのが魅力です。
- 入場可能な時間 9時15分から23時45分
- 閉場時間 23時45分
- 階段の営業時間 9時30分~22時45分
- エレベーターの営業時間 9時30分~23時00
昼と夜、どちらがおすすめ?
特におすすめなのは、日没前後に登ること!
明るい景色と夜景の両方を楽しめる贅沢な時間帯です。
昼間は遠くの景色までくっきり見渡せるので、パリの街並みをしっかり目に焼き付けたい方にぴったり。
一方で、夜はライトアップされた街が宝石のように輝くロマンチックな雰囲気を楽しめます。
次の項目で、日没の時間をまとめています。
日没の目安時間(月ごとの参考表)
パリは季節によって日没時間が大きく変わるので、明るい景色と夜景の両方を楽しみたい方は、日没のタイミングに合わせて訪れるのがおすすめです。
特に6〜8月のサマーシーズンは日没が遅く、夜の9時を過ぎても明るく、夜景を楽しむには20時以降の訪問が◎です!
以下は、パリの日没時間の目安を表にまとめました。(おおよその時間で、年によって多少前後します)
日没の目安時間(月ごとの参考表)
月 | 日没時間の目安(パリ) |
---|---|
1月 | 17:00頃 |
2月 | 18:00頃 |
3月 | 19:00頃(下旬から夏時間) |
4月 | 20:30頃 |
5月 | 21:30頃 |
6月 | 22:00頃(最も遅い時期) |
7月 | 21:30〜22:00頃 |
8月 | 21:00頃 |
9月 | 20:00頃 |
10月 | 19:00頃(下旬から冬時間) |
11月 | 17:00頃 |
12月 | 16:45頃(最も早い時期) |
エッフェル塔のライトアップ・シャンパンフラッシュの時間
夜のエッフェル塔といえば、毎時のシャンパンフラッシュ(キラキラ輝くライトアップ)が大人気のみどころです!
- 通常のライトアップ:日没後、自動的に点灯(夜の雰囲気が一気にロマンチックに)
- シャンパンフラッシュ(Sparkling Lights):
日没から深夜1時までの毎時ちょうどに5分間だけキラキラと点滅する特別演出!
※冬季は深夜1時の点灯は行われないこともあります。公式サイトで事前に確認していってくださいね。
この時間を狙って写真を撮る観光客も多く、見逃せない瞬間です!
チケットの選び方と予約方法
エッフェル塔はパリでも人気の観光地。
特に、夏は繁忙期でチケットが売切れたり、混雑が予想されます。
登る予定の方は、早めの予約がおすすめです。【当日の60日前から購入できます!】
- 公式サイト-オンラインで日本語で予約ができます。
- 入場券予約サイト–公式で売り切れの場合や公式より安いこともあるので、チェックする価値ありです。
- 当日券-事前に予約できなかった場合は、現地のチケット売り場で購入。(特に、夏などの繁忙期には、待ち時間が長い可能性があります)
- 絶景重視&記念日に ⇒「最上階アクセス」
- パリを一望できる感動体験。夕暮れ時は特におすすめ!
- コスパ重視&体力自信あり ⇒「階段で第2展望台まで」
- 安くて達成感あり!混雑しにくいので穴場でもあります。
- 定番&ラクに登りたい ⇒「エレベーターで第2展望台まで」
- 人気No.1。パリ観光初心者でも安心して楽しめる定番チケットです。
\おすすめの予約サイト Get your guide /
【体験談】エッフェル塔サミットからの景色が圧巻!凱旋門との違いも比較

私がエッフェル塔を登ったのは、夏9月上旬。2回目にパリを訪れたときでした。
実は、初めてパリを訪れたときは、あえてエッフェル塔には登りませんでした。
そのとき私が選んだのは、凱旋門。理由は、エッフェル塔を外から眺めたかったからです。
凱旋門の上から見るパリの街並みも本当に美しくて、遠くにそびえるエッフェル塔が、まさに「パリらしさ」そのものでした。
オーシャンゼリゼ通りを見下ろすと、車が行き交う様子や街の動きが見えて、それもまた「凱旋門からしか見られない景色」が見られました。
でもやっぱり、エッフェル塔のサミットからの景色も一度は見てみたい!と思い、次に訪れたときには、ついに登ってみました。
真っ青な空とパリの街並みに、思わず息をのむ

エレベーターで一気にサミットへ。
私が登ったのは9月上旬の午後で、天気も最高。
ヨーロッパの夏らしい真っ青な空に、パリの街並みと下に広がる公園の緑が映えていて、まるで絵画の中にいるような気分でした。
360度ぐるりと見渡せるサミットでは、ルーブル美術館や凱旋門、セーヌ川など、「あれは何かな?」と話しながら景色を楽しみました。
しかも、凱旋門よりも高い場所から見るパリの街は、また格別。
遠くまでしっかり見渡せて、「これがエッフェル塔からの眺めか…!」と感動がじんわりと湧いてきました。
ハイシーズンだったのでそれなりに混雑していましたが、それすらも忘れてしまうほど、今ここにいるという実感と眺めの美しさが圧倒的でした。

ギュスターヴ・エッフェルのオフィスにも立ち寄り
サミットには、エッフェル塔の設計者・ギュスターヴ・エッフェルの再現オフィスがあります。
とてもシンプルな展示ですが、小さな部屋の中に座っている彼の人形を見て、
「この空間で、パリを象徴する塔が生まれたんだな」と思うと、なんとも言えない感慨深さがありました。
写真撮影はしませんでしたが、その分、目の前に広がる景色とともに、記憶にしっかりと残っています。
帰りは階段でのんびり。鉄骨の美しさと変わる景色も魅力
せっかく登ったからにはもっとゆっくり楽しみたいと思い、帰りは2階から階段で地上へ降りることに。
これが思った以上によくて、鉄骨の構造を間近で見ながら少しずつ景色が変わっていくのを楽しめるのは、リフトでは味わえない体験。

塔の中にいる感じがダイレクトに伝わってきて、探検気分で降りるのも意外と楽しかったです。
凱旋門とエッフェル塔、どちらも登ってよかった

凱旋門とエッフェル塔、どちらにも登った今思うのは、それぞれにしか見られない景色があるということ。
- 凱旋門:オーシャンゼリゼ通りを一望、街の「動き」が感じられる
- エッフェル塔:パリ全体を見渡せる圧巻のパノラマ、「高さ」の魅力
どちらが正解というより、どんな景色を見たいか、どんなパリを感じたいかで選んでいいと思います。
私の感想としては、どちらも登ってよかった!と心から思っています。
\おすすめの予約サイト Get your guide /
>>get your guideを詳しく知りたい方はこちら!
エッフェル塔に登るときの注意点

エッフェル塔に登るのはワクワクする体験ですが、快適に楽しむには事前に知っておくと安心なポイントがいくつかあります。
ここでは、私の体験も交えて、気をつけたいことをまとめました。
予約時間は厳守!遅れると入れないことも
エッフェル塔のチケットは時間指定制になっているため、指定された時間までに入場ゲートを通る必要があります。
遅れてしまうと、最悪の場合、チケットが無効になることもあるので要注意です。
特に夏などの観光シーズンは、セキュリティチェックに時間がかかることがあるため、早めに現地に着いておくのがおすすめです。
ベビーカーや大きな荷物の預かりはナシ
意外と知られていないのが、エッフェル塔には荷物の預かりサービスがないという点。
ベビーカーやスーツケースなどの大きな荷物は持ち込めない場合もあり、注意が必要です。
身軽な格好で訪れるのがベスト。もしチェックイン前・後の観光なら、近隣の荷物預かりサービス(StasherやNannybagなど)を事前に予約しておくと安心です。
これらは、近隣のホテルやカフェ、店舗などが提携して荷物を預かってくれるサービスで、
アプリやウェブサイトで簡単に予約できて、料金も比較的リーズナブル。
「観光前に荷物を置きたいけど、宿泊先に戻るのは大変…」というときにも重宝します。
そのほかではGet your guideでも、そのようなサービスを予約することができるので、一度チェックしてみてください。
夜のライトアップを撮影する際はご注意を!
エッフェル塔は夜になるとキラキラと美しくライトアップされますが、実はこの夜間ライトアップの商用撮影には著作権があることをご存じですか?
旅行者が個人の思い出として撮影する分には問題ありませんが、ブログやSNSでの公開については、商用利用に該当するかどうか確認が必要なケースも。
個人で楽しむ範囲を守って撮影しましょう。
思った以上に時間がかかる?旅程には余裕を
これは私自身の反省からですが……。
以前、パリでルーヴル美術館に夢中になりすぎてしまい、電車に乗り遅れてしまったことがあります。
数分の遅れで電車は行ってしまい、数万円分のチケットをまた購入しなければなりませんでした。。。
エッフェル塔も、サミットまで行く場合は、展望台での滞在時間も含めて2〜3時間かかる可能性があるので、
後の予定に影響が出ないように、時間には余裕を持って行動するようにしましょう!
雨の日はレインコートが便利!傘は注意
エッフェル塔の上階は屋根がないので、雨が降るとずぶ濡れになります。
傘をさす人もいますが、限られたスペースで混雑している中では他の人の邪魔になることも。
レインコートや撥水パーカーを持参するのがおすすめです!
また、天気予報はもちろん、公式サイトで最新の天候情報や混雑状況も発信してくれているので、チェックしていきましょう!
サミット(最上階)は天候や混雑で閉鎖されることも
サミットは人気の展望スポットですが、風が強い日や混雑時には、安全のために閉鎖されることがあります。
公式サイトにはリアルタイムで営業状況が掲載されているので、登る前に必ずチェックしておきましょう。
なお、サミット付きチケットを買っていても、当日閉鎖になった場合の返金対応がないこともあるようなので注意してください。
公式や予約サイトから予約をするときには、必ず当日閉鎖になった時の返金対応やキャンセルポリシーを確認してから予約をしましょう!
その他の小さな注意点もチェック!
- 写真撮影はマナーを守って。 混雑時は特に自撮り棒などが周囲の迷惑になることもあります。
- 階段で登る場合は700段以上、体力に自信がない方は無理をせずエレベーターを選びましょう。
- サミットでは風が強く寒い日も。夏でも軽い羽織りがあると安心です。
まとめ|エッフェル塔は登るべきか?
エッフェル塔は「見て満足」な存在に思えるかもしれませんが、実際に登ってみると、パリの街並みを見渡すあの景色は、写真や動画では味わえない感動があります。
サミットまで行くには少し手間がかかりますが、それだけの価値はしっかりありました。
特に初めてパリを訪れる方には、ぜひ一度は登ってその魅力を体験してみてほしいと思います!
- 公式サイト-オンラインで日本語で予約ができます。
- 入場券予約サイト-公式で売り切れの場合や公式より安いこともあるので、チェックする価値ありです。
- 当日券-事前に予約できなかった場合は、現地のチケット売り場で購入。(特に、夏などの繁忙期には、待ち時間が長い可能性があります)
\おすすめの予約サイト Get your guide /
- 絶景重視&記念日に ⇒「最上階アクセス」
- パリを一望できる感動体験。夕暮れ時は特におすすめ!
- コスパ重視&体力自信あり ⇒「階段で第2展望台まで」
- 安くて達成感あり!混雑しにくいので穴場でもあります。
- 定番&ラクに登りたい ⇒「エレベーターで第2展望台まで」
- 人気No.1。パリ観光初心者でも安心して楽しめる定番チケットです。
まだクレカをお持ちでない人は、海外旅行保険付帯のエポスカードがおすすめです

コメント