こんにちは!ドイツのフランクフルトに在住経験のあるLeleleです!
ここ数年ではSDGs(エス・ディー・ジーズ)ということばも一般的になってきて、地球のことを考えた習慣が日本でも見られるようになってきました。
SDGsとは、Sustainable Development Goals 『持続可能な開発目標』と言われる国際社会共通の17の目標のことです。
こんな目標が世界規模で掲げられるとは、危機感を覚えますよね。
そこで、もっとサステイナブルな習慣や意識が根付いてほしいという願いを込めて、ドイツで行われている日本の私たちにもできるサステナブル習慣を紹介していきます!
サステナブル習慣。私たちに何ができる?
ドイツで行われているサステナブル習慣を参考に、日本にいる私たちにも変えていける習慣がきっとあると思うんです。
- ペットボトルやビンはデポジットでリサイクル
- ごみの量を減らす工夫がされている
- エコバッグは昔からの常識
- 減り続けている『ハチ』を守る運動が行われている
- エアコンの無い建物が多い
- 自動車や飛行機の出す排気ガスにも配慮がされている
- 着なくなった古着は赤十字のリサイクルボックスへ
- 使わなくなった家具や雑貨などは家の前に置いておく
ひとつひとつ詳しく解説していきます!
ペットボトルやビンはデポジットでリサイクル
ドイツでは、ドリンク一つ一つの料金にデポジット料金が上乗せされて売られています。水やジュースの入ったペットボトル、ビールの入った瓶(ビールは大抵瓶に入って売られています!)
そして、ごみになった容器たちはスーパーに設置されている回収機に一本ずつ入れていきます。全部入れ終わったら最後にレシートが出てくるので、そのレシートをレジまで持っていけば合計のデポジット料金を返金してくれます。
この制度のおかげで、ポイ捨てされないし、リサイクルもできるのでちょっとしたひと手間でプラスな面が多くとてもいい習慣だと思います!
ごみの量を減らす工夫がされている
野菜はそのままで陳列
野菜の包装がされずに売られていることに慣れて日本に帰国したときは本当に驚きました。
ちょっと買い物にいって野菜を数種類買っただけで、包装されていたビニールのごみの山がすごいことに!!
海外では、このように野菜をそのまま陳列八百屋さんスタイルがほとんどでした。
ビン詰めの製品が多い・量り売りのスーパーが多い
瓶詰の製品も多く、シャンプーや洗剤など繰り返し使うものは量り売りで購入するひとも多く、圧倒的に生活から出るごみの量が少なく、プラスティックの使用が0ではありませんが、必要最小限に抑えられています。
日本でも量り売りのお店を見る機会が増えてきたので、とてもいい流れだなと嬉しくなっています。
おもちゃ売り場などのプレゼントさえ包装無し
正確には、包装はセルフでするシステムです。
セルフでの包装システムなので、自分用など必要のない場合はその分の包装紙を使わずにすみます。
プレゼント包装をしたい!!という場面もあると思います。
その時は、ラッピングのグッズが売っているお店があるので、そこで買ってかわいいラッピングをしてあげることもできます。
日本だと、「いらないです」と言わないと手際が良すぎて、「包装いらないです」と言おうとしたときには、しっかり包装されてしまっていることが多々で出遅れた自分を残念に思うこと多々です。。。
エコバッグは昔からの常識
エコバッグ習慣は、日本でも浸透していますね!
ただ、たまには「エコバッグ忘れた!」っという場面もあると思います。
そこで、新しい動きが『エコバッグステーション』です。
減り続けている『ハチ』を守る運動が行われている
ハチを正当な理由なく、妨害、捕獲、殺傷することが法律で定められていて、ベルリンではなんと罰金50000ユーロ(日本円で約730万円!!2022年の円安時ですが、、)!!!
家に蜂の巣を作られてしまっても基本的には撤去できないというのは驚きましたが。。
ハチと環境問題と何が関係あるのか?と疑問に思う方もいるかもしれません。
私たちの食べる野菜、食物。
ハチが花粉を運んでくれるからこそ、野菜や、フルーツ、ナッツを実らせることができています。
そのため、ハチがいなくなってしまうとまず、地球の生態系もくるってしまい、世界中の農業が苦境に陥り、人々は食べ物に困り、値段もさらに高くなってしまうという悪循環に陥ります。
そばを飛んでいると、怖かったり、あっち行って~!!と思ったりしますが、地球にとってとても大切な存在なんですね。
エアコンの無い建物が多い
家にエアコンがない。
私の働いていた美容室ですらエアコンがありませんでした!
土地柄もあると思いますが(夏も日本と比べると断然に涼しかったです。年々熱くなっていますが)、家にエアコンがあるところはほぼ聞いたことがありませんでした。
お店でも、スーパーには冷房がついていましたが、エアコンはマストではないところがほとんどでした。
環境に良くないし身体にもよくないと思っているからなようです!
自動車や飛行機の出す排気ガスにも配慮がされている
『コロナのせいで地球がきれいになった』と言われるくらい、ヒトが移動をすることによる大気汚染は軽く見ることのできない項目です。
自動車に乗る代わりに、公共交通機関を利用する。自転車に乗ることで排気ガスの排出を減らす、またはゼロにもできてしまいます。
ドイツは『自転車天国』と、 自転車にやさしい国で、
実際に、自転車専用の道があったり、電車に自転車ごと乗車することが可能です。
日本でこれができれば最高なのですが。。
飛行機に乗ることは必要なことが多いですが、『飛行機に乗る=大気汚染』という思考回路を見習いたいと感じます。
着なくなった古着は赤十字のリサイクルボックスへ
ドイツでは、街中や住宅街に大きな白い赤十字とドイツ語で書かれたボックスが設置されていて、いつでも着なくなった服があれば気軽に寄付することができます。
寄付された服をきれいな着られる状態にして古着として販売しているそうです!
不要になったものを必要としている人へ寄付できて、リユースすることができるとてもいいシステムだと思いませんか?
使わなくなった家具や雑貨などは家の前に置いておく
上に続いてリユースなサステイナブル習慣ですが、ドイツでは、食器や雑貨などいらなくなったもの、家具でさえ家の前に置いておいたりします。
すると通りすがりの人が、必要だと思えばそれを持って帰ります。
実際に私の働いていたフランクフルトの美容室では、オープン時にちょうどレジの台やシャンプーなどを並べる棚が道に出されていたので、それを持ち帰り今でも使用しています。
そのため、オーナーは「お金をかけずに美容室をオープンできたわ!」と嬉しそうに話していました。
日本では新品を好む傾向があるように感じますが、ドイツではリユース文化が根付いています。
日本のように『安いもの』は少ないですが、クオリティーがしっかりしているためこのリユース文化が可能なのだろうとも思います。
ドイツのサステナブル(エコ)習慣!!私たちにもできること!!
ドイツでは常識な8つのサステイナブル習慣。
いかがでしたか?
環境への考え方や意識を変えていく、知ることは私たちにもできることで、ドイツで実行されている習慣はほとんどのものが日本にいる私たちにもできることだと思います。
今回紹介させて頂いた中の一つでも、
これならできそうだな。
というのがあれば嬉しいです。
私は、日本に帰国してから食器洗いのスポンジをヘチマに変えてみました。
とても使い心地がよかったので、ヘチマたわしの魅力を記事にまとめてみました。
おすすめのヘチマたわしも紹介しています。よかったら、見て行ってください。
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