留学先を探していて、
英語圏でどこがいいかな?
と検索すると出てくる、最近人気のマルタ島。
実際にマルタ島に1か月だけですが語学留学してきて感じたデメリットは4つです。
留学先をマルタにするデメリット
英語に訛りがある
マルタ島はイタリアのすぐ下らへんに位置している小さな小さな島国です。
公用語は、英語とマルタ語。
そのためか、マルタのひとの話す英語はイタリア語訛りな感じです。
少し巻き舌が入るというか、Rの音がよく聞こえてくる感じというか。。
位置的にはヨーロッパなので、英語はイギリス英語な感じです。
この訛りは言い方を変えれば、アメリカ人やイギリス人のように話すスピードが速くないので、英語を勉強中の人からすると聞き取りやすい英語かもしれません。
日本からの直行便は無い
マルタへの直行便は今のところありません。(2023年4月)
私は、フィンランドのヘルシンキを経由して行きました。
他にも、
- イタリア
- ドイツ
- トルコ
- ベルギー
- フランス
- スイス
- オーストリア
と、経由先はたくさんあります。
マルタに行く前に、経由地で数泊すれば観光も兼ねらますよ。
>>航空券はskyscannerで探すのがおすすめです。
海はあるが、娯楽が少ない
私は、海が好き!という理由でマルタ行きを決めました。
海の見どころは、それはそれはすばらしかったです。
マルタの海の魅力はメリットのところで書きますね。
ただ、海以外ではみんなナイトクラブへ繰り出す。
というのが、マルタに集まる人たちの遊び方なようでした。
当時は、あまりナイトクラブに行きたいと思えず、ノリの悪い日本人な気分でした。。。
ヨーロッパの個人主義な空気
マルタに行って感じたのが、マルタで出会う人は
それぞれが、それぞれのことをしているなぁ。
ということでした。
というのも、オーストラリアにワーホリで行ってからのマルタだったのですが、オーストラリアでは、
- みんなフレンドリー
- 集団で行動
という空気だったので、そこから一変、真逆の世界に来た感じで少し戸惑いました。
私自身は、個人行動も嫌いではないので、すぐに慣れてマルタ生活を楽しめましたが、
- 寂しがり屋さん
- 集団行動が好き
な人には、少し寂しいマルタ生活になるかもしれません。
もちろん、フレンドリーで集団行動が好きな人たちも来ていると思うので、その人たちに出会えるかもしれませんが。
この項目は、人にもよると思いますが、ここではデメリットに入れさせてもらいました。
留学先をマルタ島にするメリット
きれいな海がたくさんある

海が好きなら、マルタ留学でしょう!
という感じです。
1か月のマルタ滞在期間中にも、たくさんのビーチや海岸を訪れました。
マルタの海の特徴は、砂浜のビーチもありますが、岩肌のビーチがとても多かった印象です。

水は、写真のようにめちゃくちゃ透明です!!
ダイビングライセンスを持っている人は、マルタの海を存分に楽しめるのではないかと思います。
たくさんのダイビングスポットがあるようです!
海好きと言いながら、私はダイビングライセンス持っていなのですが、マルタの海はどこにいってもとてもきれいでした!
猫好きにもうれしい

外を歩けば、猫に出会います。
写真の猫は、少しボス感がありますね。
ビーチでは、魚釣りをしているマルタ人のおじさんとたくさんの猫たちに出会ったり。
猫ともマルタ人とも出会いアリです。
日本人の少ないところに行きたい
2015年の夏にマルタ留学をしました。
語学学校にも行きましたが、同じ学校には日本人は私を含めて3人だけでした。
同じクラスには、0だったので完全英語の環境でした。
日本人が少ないしいいな、と思ってマルタへ行きましたが、日本人が想像以上に少なくて少し日本人が恋しかったのを覚えています。
近年では、マルタ留学も有名になってきているので、私がいたころよりは日本人が増えているようです。
それでも、ワーホリで人気のオーストラリアやカナダに行くことを考えれば、日本人は絶対少ないと思います。
ヨーロッパを旅行しやすい
マルタ留学を決めた理由の一つは、ヨーロッパの国々へも旅行がしやすいからです。
マルタの学校期間が終わってから、
- イタリア
- ドイツ
- フランス
- スペイン
を約2か月かけて廻りました。
初めてのヨーロッパだったので、有名どころを廻ってきました。
ドイツ、フランス間は電車で行き来できるし、ヨーロッパ内は飛行機も日本のLCCのような値段で航空券が手に入ります。
マルタ留学に行くなら、ヨーロッパの国々も旅行することがおすすめです!
>>ドイツのフランクフルト移住経験者がおすすめしたい観光スポット5選
物価がヨーロッパにしては安い
マルタで生活するのにかかる生活費
- スーパーでの食材
水(1,5リットル)・・・0,88ユーロ
お米(1キロ)・・・2,40ユーロ
卵(12個)・・・2,54ユーロ
トマト(1キロ)・・・2,64ユーロ
じゃがいも(1キロ)・・・1,63ユーロ
- 外食・レストラン代
リーズナブルなレストラン・・・15ユーロ
少し高めのレストランで2人分の値段・・・70ユーロ
マクドナルドやファーストフード・・・9ユーロ
カプチーノ・・・2,36ユーロ
- 交通費(マルタ内の移動は基本バスです)
切符代・・1,50ユーロ
1か月の定期券・・・26ユーロ
タクシー代・・・5ユーロスタート
物価一覧はこちらのページを参考にさせて頂きました。
物によって、食材は比較的安いかなと思いますが、外食は日本よりも高めかなという印象です。
生活全体を見ると日本の感覚とそこまで変わらないのと思います。
ただ、2023年4月では、1ユーロ151円とめちゃくちゃ円安なので、ユーロ圏というだけでも高く感じるかもしれません。
この為替レートは常に変動しているので、行く時期のレートは要チェックです。
私の行った時期(2015年7月)は、1ユーロ124円ほどでした。
世界中に友だちができる
マルタ留学では、世界中から来た英語を学びたい人たちと出会えます。
マルタでは、特にトルコの人が多かった印象です。
他にも私の出会った人は、
- フランス人
- コロンビア人
- ベラルーシ人
- ブラジル人
- ジョージア人
- 韓国人
と国際色豊かです。
特に、マルタでは日本ではなかなか出会うことのない国の人と出会えた印象でした。
マルタで出会ったフランス人のお友だちとは仲良くなり、留学後も彼女の住むフランスのリヨンを訪れてきました。
留学する先によっても、出会える国の人に違いが出るかなと思います。
Work & Study制度というバイトしながらステイできる制度がある
マルタでは近年、Work & Study制度というできました。
学校に通いながらアルバイトをできるという制度で、学生であることと、英語力とある一定の条件をクリアすれば利用できます。
留学しながら、お金を稼ぐことができるのはありがたい制度ですよね!
この制度は、ワーキングホリデーなどのような年齢制限が無いので、誰でも語学学校などの学校を通っていれば利用できる制度です!
まだ新しい制度なので、しっかりとサポートを受けられる学校選びをしましょう!
パーティー好きさんには楽しい
私にはデメリットだったのですが、
ナイトクラブに行くことが好きな人たちには、とても楽しい留学先じゃないかなと思います。
マルタで出会った人たちは、ナイトクラブに行くことが好きな人が多かったので、ナイトライフが充実します。
マルタ留学するデメリット・メリットまとめ
マルタに留学をして感じたデメリットとメリット、いかがでしたか?
海外生活をする国によって、
- 楽しめる、楽しめない
- 合う・合わない
はあると思います。
考えすぎずに、でもしっかりと考えて行き先を決めて楽しい海外生活を送られることを願っています。